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担当:イタチ視点→式、サスケ視点→春壱
形式:リレー
腹のあたりでどろどろと熱が澱むのを感じる。
キスをされ乱されたからか、イタチの言葉に反応しているのか。
否、そのどちらもだ。
「本当だな?本当に何処にもいかないんだな?」
ずっと不安だった。
目が覚めたときイタチはまだ家にいるだろうか?
イタチはちゃんと帰ってくるだろうか?
明日にでも出ていくと言い出さないだろうか?
根拠のない不安がいつでも心の隅で燻り、じりじりと胸を焼いた。
イタチと体を繋ぎ合う関係になっても不安は消えなかった。むしろ大切にされればされるほど、思えば思うほど、シミのように不安は広がった。
その理由を、本当は知っている。
「お、俺が・・兄さんとしたいのは・・」
俺の頭を抱くイタチの腕を解き、イタチの瞳を見つめる。イタチはじっと俺の次の言葉を待っている。
「俺が兄さんを愛してるからだ」
心臓がどくんとひときわ大きく跳ね、全身から血の気が引いていく感覚と、羞恥で顔が熱くなる感覚とが同時に押し寄せ、目が眩む。
兄と弟という線を越えて愛しているのだ。どうしようもなく。
本来あってはならないことだ。だから不安になる。
いつかイタチがこの関係に見切りをつけるために出て行ってしまうかもしれない。引き際に関しては潔すぎるほど潔いイタチが、「サスケの将来のため」銘打ってある日突然ただの兄弟に戻ってしまうかもしれない。それが本来の姿だとわかっていても、俺はもう一人の人間としてイタチを欲してしまった。イタチの孤独も優しさも何もかも。だから―
「だから、抱いてくれ。兄さんに抱いてほしい。俺は兄さん以外いらない」
たったこれだけ書くのにえらい時間かかってしまった・・
時間がNeeeeeeeeeeeee!!!
そんなわけで、例のアレよろしくです!式さん!