106:リレー小説_現代パラレル「イチャイチャ旅ティクス」18_帰り道に寄り道④ 【108企画】リレー小説「イチャ旅」 2014年01月01日 設定:21才大学生イタチ×16才高校生サスケ。同居実家暮らし。できてます。 担当:イタチ視点→式、サスケ視点→春壱 形式:リレー。 -------------------------------------------------------------------------------------------------------------- 「なあ。兄さんの…」 胸から腹、腹からさらにその下をキスで辿っていく内、サスケがおれの頬に両手を当てて言った。 顔を上げる。 サスケはそっぽを向いていた。 「したい」 「したい?」 「だから、いつもアンタがおれにやっているやつだよ」 それ。と口許を指差され、咥えることかと思い至る。 「無理をしなくてもいいと言ったはずだが…」 「おれがしたいんだ」 サスケが体を起こす。仕方なしおれもサスケの体の上から退いた。 場所を入れ替わり、サスケがおれの股間に顔を埋める。舐めるのは何回かやらせたこともあるが、本格的に咥えさせたことはまだない。 「無理はするなよ」 「ん…ばかにするな」 緩く勃ち上がりかけていたものをソフトクリームのような要領で舐められ、裏筋を水音を立てて吸われる。 咥えるまでにはやはり若干の躊躇いがあった。けれど、その思い悩む口許が淫靡だった。 「サスケ」 軽く頭を押して促してやる。 唇が先端にやわらかく当たる。それから口が開かれ、招かれた。 「ン!…んん…んっふっ」 技巧はない。ただ音を立てておれがサスケの口を出入りするだけだ。 だがそれだけで腰がずくずくと刺激された。ふぅふぅと懸命におれを咥えるサスケに声が抑えられない。 「ん…」 吐く息が深くなる。 サスケは敏感にそれを感じ取ったようだった。 「兄さん、きもちいい?」 と、おれを咥えたままもごもごと訊ねてくる。 ああと彼の頭を押さえると、嫌がるどころか、苦しげな顔をしているのに更におれをずるりと奥まで呑みこんだ。 「サスケ、少し離せ」 「でも…」 「少しだけだ。またすぐにさせてやる」 一度口を離したサスケに反対を向いておれの体を跨ぐよう言う。尻をおれに向けることになったサスケは恥じたが今更だ。 互い違いの態勢になり、お互いのものを含み合う。が、おれはすぐにサスケのものを弄るのは手に代え、尻の窪に舌を這わせた。突いて開かせる。 「あ…待て…そこはまだ…」 サスケの腰と尻が震える。 だが暴れられては面倒だ。サスケのものから手を離し、両手でがっしりと固定する。 「おれもお前が早く欲しい」 「あっ、ン!や…突くな…っ、せめて指で…」 「濡らしておかないとお前が咥えたそれが入らないだろう」 腰をくんと上げる。サスケの頬をおれのものが擦った。 「ほら、おれのをしたかったんじゃないのか」 「ん…あ…んっ」 サスケがほぼ形だけおれのものを口に咥える。後ろが気に掛かるのか、喘ぐ分だけもうあまり刺激はない。 けれど、おれの舌の動きに合わせていやらしくひくつく腰だけで、おれは十分に興奮した。 もう挿れてサスケをおれのものに、おれをサスケのものにしてしまいたいと思った。 -------------------------------------------------------------------------------------------------------------- ああ…108達成ならず… PR