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担当:イタチ視点→式、サスケ視点→春壱
形式:リレー。
*体の関係描写を含みます
「壁に手をつけ」
湯船をでるなりイタチはそう言った。
今更ながら俺はなんてことをしたのかと恥ずかしくなった。
こんなところで誘ったところで何ができるわけでもないのに・・
言われるままに壁に手をつくと、覆いかぶさるようにイタチが後ろから腰を抱いた。背中にイタチの胸がぴたりとつき、イタチの鼓動が背中越しに伝わってくる。その速さが決して穏やかなものでないことに安心する。
「っ・・」
腰骨の形を確かめるように指を滑らせ熱のたまり始めた下腹部を弄る。労わるような、煽るような淫靡な指の動きに反応し、立ち上がり始めた自身の熱がもろに目に入り、思わず目を閉じた。ずくずくと欲望が蓄積されるほどに、イタチが先ほど肩口につけた花が赤く熱を帯びていく。
ああ、もっとアンタに触れてほしい
「ふっ・・んっ・・!」
爪で先っぽを弄られ、ぷつりと滲み始めた先走りを潤滑剤にしてイタチの手が俺の熱を包み、ゆっくりと上下に扱きはじめる。
「あっ、あっ!!」
俺の感じるところを何もかも心得た手の動きとあやすように首筋に降らされる淡い接吻。その所作ひとつひとつに胸が高鳴り、またひとつ、体の中に欲と熱を重ねる。
壁についた手をぎゅっと握りこむと、その手をほぐすようにイタチが指を絡ませた。
「あまり強く握ると傷になる」
「だっ・・て・・んあっ・・!」
裏筋を人差し指でするりと撫で上げられ、びくんと腰が震えた。施される手淫は緩急を増していき、背筋からぞくぞくとせりあがってくる電流のような快感。
「にいさ・・あっ・・そこ・・」
気持ちいいと言いかけたところで「しっ」とイタチの手のひらが俺の口を覆った。何事かとイタチの方に目をやると、イタチが脱衣場の方へ視線を向けていた。誰かが入ってきたのだ。
「イタチさん、サスケさん。お着替え、ここに置いておきますね」
「ええ、ありがとうございます」
その慇懃な声色と裏腹に俺の熱を扱う手は相変わらず淫靡に絶頂へ誘い続けている。
声を上げられない苦しさに耐えかねて俺はイタチの手を噛んだ。限界が近いとわかっているからかイタチは一切責め立てる手を止めない。割れ目を指の腹で擦り、根元まで執拗に愛撫する。押さえつけられた声が喉の奥できゅんと鳴った。
「上がられたらお食事にしようとマダラ様が仰っています。先ほどのお部屋までいらしてくださいましね」
「わかりました」
脱衣場から老婆が立ち去ったのを確かめるとイタチは「扉がガラス造りじゃなくてよかったな」となんだか少し楽しそうな声で囁き、俺の口から手を引き抜いた。
「っはぁっ・・!!はっ・・アンタ・・どういうつもりだよ!あんな・・あ・・ん」
「声が抑えられなかったらどうするんだよ」と言いかけてその言葉はあっけなく不発に終わる。イタチがやんわりと耳に歯を立てて、先ほどのそれよりも激しく追い立てはじめた。
再びぞくぞくと腰を、背筋を快感が這い回り、全身から力を奪っていく。がくがくと膝が震え、立っているのも辛い。早く熱を開放したくて腰が手の動きに合わせるように揺れた。
「あっ・・にいさん・・!にいさ・・もう・・イ・・っく・・ああああっ・・!!」
びくんと体が痙攣し、俺は熱を開放した。脳天まで突き抜けるような快感にその場に崩れる俺を、倒れぬようにとイタチが両腕の間に自身の腕をすべり込ませ、抱きとめた。
凭れた背中から伝わるイタチの鼓動はまだ少し速くて、そのことに俺はまた、安心してしまうのだ。
お風呂に3話もかけてる(笑)
しきさんが自分の書いたエロでは萌えない!と言うので引き受けたら自爆した。
サスケの誘いに対して色香漂うしきさん担当の兄さんの反応はこの下に↓
しきさーーん!私エロ書けないこと忘れてた・・!誰も萌えない事故ェ・・・
それでは兄弟がのぼせる前に次の展開をしきさんにバトンパス♪