24:うちはフガクの受難_小ネタ3(暗部21才イタチ×中忍16才サスケ) 【108企画】式 2013年12月06日 暗部21才イタチ×中忍16才サスケ -------------------------------------------------------------------------------------------------------- ■午後10時半 こたつで一家団欒の午後十時半。 並んで座っていたイタチとサスケが互いに時計をちらりと見上げて、徐にじゃんけんを始めた。 サスケがグーで、イタチがパー。 「…ちっ」 負けたサスケは舌打ちひとつ、渋々こたつを出て二階へ上がって行った。 ■午後11時 次男を抜いてこたつで一家団欒の午後十一時。 ぼおんぼおんと鳴る古い時計にイタチも「それじゃあ、おれも」と腰を上げた。 とんとんとん、と二階へ上がっていく長男の足音を聞きながら、フガクが隣のミコトにさきほどのじゃんけんは一体何だったのかと訊ねると、 「冬のお布団は寒いから、先に温めておく方をじゃんけんで決めているんですって」 妻よ、そろそろ持とう、息子への疑問。 ■翌日の「木の葉家電店」前 湯たんぽを買い求める警務部隊隊長の姿があった。 ■湯たんぽをもらった二人の反応 サスケ「あ、ありがと…父さん」(湯たんぽ抱えてうれしそう) イタチ「……」(湯たんぽ抱えて無表情) ■数日後 イタチにやった湯たんぽをミコトが使用しているのを発見フガク。 「お前…それ…」 「イタチが、おれはサスケを使うから、ってくれたの」 「サスケを使う!?」 というわけで、『湯たんぽ←(抱きつき)←サスケ←(抱きつき)←イタチ』の構図で今夜も兄弟仲良くおやすみ中。 -------------------------------------------------------------------------------------------------------- ネタ帳のようになってきた…。 PR