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概要:「NARUTO」女性向け二次創作テキスト共同サークル企画・連絡所  傾向:うちはイタチ×うちはサスケ

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ドルオタ兄さん×アイドルサスケ


KNH48コンサートツアー最終日から1週間がたった日曜日の午後、俺は駅前のス○バでホワイトカフェモカグランデサイズを飲みながら、ノーパソで様々なファンのブログを読み漁っていた。

どれも今回のツアーを称賛する内容であふれていて、思わず「その通り!!」と拍手を送りたくなるほど素晴らしい感想を書いている人もいた。

今日だけで何個拍手ボタンを押したかわからない。

iP●dから流れてくるのは彼らのデビュー曲「恋するニーハイ恋愛革命」。
その強烈なインパクトのタイトルは当時のアイドル業界に衝撃を与えた。

この歌はファンに根強い人気のある歌で、先週のコンサートアンコールでも流れ、会場の声援はドームの天井を突き破らんほどであった。俺も感動のあまり涙ぐんでしまったほどだ。

一通り馴染みのブログに目を通し、ファンサイトをチェックした後、俺は店を出た。
スクランブル交差点の巨大広告には来月発売予定のニューシングル「ためらいベイビーフェイス」のポスターがでかでかと貼られている。もちろんセンターはサスケだ。
今回の初回特典は新曲リリース記念イベント抽選券。しかもただの抽選券ではないと。この記念イベント後に、なんとメンバーと一緒に写真が撮れるのだ。

これはかなり熾烈な競争になることは必至だ。一体どれほどのファンがマキシシングルに金を費やすことになるのかと思うと末恐ろしい。

大通りを抜け、環状線の高架下まで来たとき、誰かにぶつかった。

「って~」

相手はもろに額ぶつけたらしく、額をおさえて、蹲っていた。

「すまない。ぼーっとしていた。立てるか?」

そう言って手を差し出すと、少年はすんなりと俺の手を掴んで立ち上がった。ぶつかった衝撃で外れてしまったサングラスを拾ってやる。

「これ、君の・・」

サングラスのない目の前の少年の顔を見て俺は絶句した。

「さ、サスケ・・?」

俺の目の前にいたのは首にライトグレーのストールを巻き、ゆったりとしたTシャツに黒のスキニーパンツをさらりと着こなしたサスケだった。





くどいようですが、続きます。

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