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高架下を潜り抜け、脇道に入ると一台のメルセデスが停まっている。
俺はその扉をあけ、体を助手席に滑り込ませた。
「用件はもういいのか?」
「ああ。出してくれ」
運転席の男に言うと、ゆっくりと車が動き出した。
先ほどまでいた高架下に目をやるが、あの人の姿はもう見えない。
「一体誰なんだ?お前が会いたかった人物というのは」
「そのうちアンタに会わせるよ。ビックリするぜ。多分」
ハンドルを切りながら助手席の叔父、マダラは「そうか」とさほど興味なさげに呟いた。
俺のヨミが間違っていなければあの人は多分・・
渡したアドレスに連絡が来るかだけが心配だ。見た感じだいぶ謙遜するタイプだ。俺が渡したアドレスをドッキリか何かの類と思い込み、何もしてこない可能性もある。
しかし、俺は賭けるしかない。
「たのむぜ、兄さん」
俺は手の中のスマホを握りしめた。
今回はサスケ目線。
108企画中に終わるのは不可能っぽいですね・・終われなければブログサイトの方で続けます。