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概要:「NARUTO」女性向け二次創作テキスト共同サークル企画・連絡所  傾向:うちはイタチ×うちはサスケ

97:ドルオタ兄さん×アイドルサスケ⑤

 

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高架下を潜り抜け、脇道に入ると一台のメルセデスが停まっている。

俺はその扉をあけ、体を助手席に滑り込ませた。

「用件はもういいのか?」

「ああ。出してくれ」

運転席の男に言うと、ゆっくりと車が動き出した。

先ほどまでいた高架下に目をやるが、あの人の姿はもう見えない。

「一体誰なんだ?お前が会いたかった人物というのは」

「そのうちアンタに会わせるよ。ビックリするぜ。多分」

ハンドルを切りながら助手席の叔父、マダラは「そうか」とさほど興味なさげに呟いた。

俺のヨミが間違っていなければあの人は多分・・

渡したアドレスに連絡が来るかだけが心配だ。見た感じだいぶ謙遜するタイプだ。俺が渡したアドレスをドッキリか何かの類と思い込み、何もしてこない可能性もある。

しかし、俺は賭けるしかない。

「たのむぜ、兄さん」

俺は手の中のスマホを握りしめた。


今回はサスケ目線。
108企画中に終わるのは不可能っぽいですね・・終われなければブログサイトの方で続けます。

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