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概要:「NARUTO」女性向け二次創作テキスト共同サークル企画・連絡所  傾向:うちはイタチ×うちはサスケ

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世話焼きな彼のセリフ_3.「本当にちゃんと確認したのか?」(リレー小説⑥:春壱)

「絶対にチューしてはいけない24」
 設定:21才暗部イタチ×16才中忍サスケ。同居実家暮らし。
 縛り:ブラコンだけど、できてません。 ほっぺやおでこへのキスはセーフ。

ほぼほぼ毎日更新・企画恒例リレー小説!(イタチ視点:春壱、サスケ視点:式)
 1回おいて兄さんが再び壊れます。




少々強引だったが、修行を切り上げてサスケを連れだした。

あのままやっていたらムキになったサスケがチャクラ切れまで粘ってしまいそうだったから。

そんなことになったらせっかくの誕生日が祝えない。そんなのナンセンス!

「買いたいものがある」と言ったオレの方便はサスケにはお見通しのようで、道中、何を買いたいのかとしきりに尋ねられる。

どこに行くんだ、何しに行くんだとついて回ってきた幼い頃のようで、可愛い。


適当にはぐらかすオレの気持ちにもどうやら気付いたらしいサスケが、自分から欲しいものが出来た、と言ってきた。


「買いたいもの?」

「服。汗を拭いて着替えたい」


どうやら汗をかいた体でオレに触れることを気にしているらしい。な
んだか女子っぽいぞ、サスケ。
でもそんなところも可愛いぞサスケ。


「服か。わかった。でもオレは流行なんてわからないからあてにするなよ」

「しねぇよ」


そんなやり取りをしながらオレたちは町に入った。

娯楽施設や服、装飾、家具と言った様々な店が多く軒を連ねている町で、町の至る所で買い物に来て、お茶を飲みながらおしゃべりに花を咲かせている女の子や、遊具で遊ぶ子供の姿を見ることが出来る。

オレは町の入り口の案内書で配っているパンフレットを手に取って店を確認する。

「服を買う店は決めているのか?」

「別に。見つけたところに入ってみる」

「そうか」

オレも人のことは言えないがサスケも普段着には無頓着で、しょっちゅう母に呆れられる。
こだわりがない方が案外すんなり買うものが決まるという利点はあるが、「同じようなものばかり着ている」といわれてしまうと何とも言えない。

「サスケ、ああいうのはどうだ?」

ショーウィンドウにディスプレイされた白とピンクのレースやリボンをふんだんにあしらったふわふわスカートのワンピースを指さすと

「誰が着るか!ばか!」

と叱られた。
冗談なのに…(´・ω・`)


町の中心に近づいたところで、サスケはなにか目に留まったらしく、

「ここ、見ていいか?」

と店に入っていった。

店内には何人か男の子たちが鞄やTシャツをみて笑い合っている。

サスケもハンガーにかけられたTシャツを何枚か手に取っては棚に戻しを繰り返し、おもむろに掴んだTシャツとチノパンを掴むと、試着もせずにレジに持っていこうとしたので思わず引き留めた。

「おい、サスケ」

「なんだよ」

「お前、それサイズはみたか?」

「ああ。ほら」

とタグを見せてくる。

「そうじゃない。試着して本当にちゃんと確認したのか?Tシャツはともかくチノパンツやズボン、スカートの類は型紙の取り方でサイズが微妙に変わる。それにSMLだってメーカーが違えば基準が違う。実際に着てみるとウェスト周りや腿の周りの伸縮具合が…」

「あああ!!もう!大丈夫だって言ってるだろ!アンタは女子か!!」


また怒られてしまった…(´・ω・`)


試着は大事だぞ、サスケ。


「そうだ。サスケ」

「ん?」

「汗を拭きたいって言ってたな。この後、温泉でも行くか?」

先程目を通したパンフレットにこの町は湯治に利用する客も多いと書いてあった。

せっかくの休みだ。昼間からゆっくり湯船に浸かる贅沢だってしてもいいんじゃないだろうか。


お題配布元:「確かに恋だった」さま


兄さんがサスケに薦めたのはゴシックでロリータな服。
あの世界にあるんだろうか(笑)

ズボンやスカートのサイズでいつも泣きを見ているのは私です。

式さんからの変化球ちゃんと受け止められてますか?
そして温泉行っちゃいますか?
てなわけでパース!

このままいくとサスケ誕の日は寝ずに更新ですね(笑)

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