39:うちはフガクの受難_小ネタ4(暗部21才イタチ×中忍16才サスケ) 【108企画】式 2013年12月13日 暗部21才イタチ×中忍16才サスケ。しかし「×」要素は0ェ…。 -------------------------------------------------------------------------------------------------------- 「今日はちょっと用事があるから出掛けてくるわね。夕方までには帰るから」 ということで、珍しく父と息子二人が揃った休日、昼の台所に立ったのはその二人の息子、イタチとサスケだった。 はじめは三人の昼食を作って行こうとしていた母に「いいよ、おれたちで作るから」と声を掛けたのはイタチ、その隣で「たちって誰のことだよ」と不平を呟いたのはサスケ。けれど結局そのサスケが先に冷蔵庫の中を確かめて、何を作ろうかと思案し兄に相談を持ちかけていた。 「父さん、できたぜ」 「ああ」 読んでいた新聞を畳む。 食卓には昨日の夕食や今朝の残りが温め直されたものと二人が結んだおむすびが大皿に盛られ、並べられていた。 「……」 「……」 「……」 元々さほど社交的ではない三人の囲む昼食は黙って淡々とただ進む。 「……」 おかかとこんぶばかりだな、とフガクは思った。 ■夕食の支度をするミコトさんの背後でうろうろフガク 「あら、どうしたんですか。あなた」 「う…うむ…今日の夕食は何かと思ってな…」 「ふふ。あなたの好物にしておきましたよ」 -------------------------------------------------------------------------------------------------------- イタサスというよりももはやフガミコのような気がしてきた!しかし後悔はない! フガクパパの好物ってなんだろう。好き嫌いはなさげ。むしろ妻の料理したものは全部美味いですがなにか? 新婚当初、ミコトさんの作る料理にいちいち無言で感激していたらいい。 だめだ、「新婚フガミコ」という単語を打ち込んでいるだけで萌える。いえもんシリーズのCMみたいな新婚フガミコとか妄想して楽しんでいます。そんでその内兄さんが生まれて、サスケが生まれて、本当は幸せな家族だったはずなのになあ…。 PR