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しきさんのサスケセーラー服 に萌え滾った結果。
肌色はありませんが、背後ちょっぴり注意してください。
ここはどこだろう?
ふわふわしてて、真っ白だ。
まっ平らな地面を歩いているような、空中を歩いているような、変な感じ。
僕は夢でも見ているのかな?
ここには誰もいないのかな?
誰かいませんかー?
北も南の上も下もないけれど、とにかくまっすぐ歩いて行った。
まっすぐ進んでいるのかもわからないけれど、とにかくまっすぐ。
どれくらい歩いただろう?
遠くに影が見えた。
何もない場所だけど、ぼんやりと遠目に見える影。
僕は影に向かって走った。
影に近づくにつれて、それが男の子だってわかった。
影に近づくにつれて、その人も僕のことを見ていることに気付いた。
「こんにちは」
男の子に声をかけた。
男の子はとても悲しい目をしていた。
僕の姿を見ると腕を伸ばして僕を抱き上げた。
この温もりを僕は知っている。
僕に縋り付くように僕を抱きしめるこの腕を僕は知っている。
ああ、君は
「サスケだね」
僕も小さな体でめいっぱいサスケに抱き着いた。
「兄さん」
ぎゅうっと抱きしめる腕はもう僕が守らなくても大丈夫なくらい逞しい。
背もうんと高くなった。そして、きっととても強くなったんだ。
よかった。
俺はちゃんと守れたんだな。
自分の一族と里の間に漂う不穏な空気を幼少のころから感じ取っていた兄さんが、未来のサスケに出会って安心するお話。
たまたま駅でばったり出会った。
雪もちらつく日だというのにサスケはマフラーだけを巻いて鼻を赤くしていた。
「どうしてコートを着て来なかったんだ?」と聞くと「急いでたから・・」とぶっきらぼうに言った。
ポケットに手を突っ込んで歩くものだから時折肩から鞄がずり落ちそうになっている。
「サスケ」
数歩先を歩くサスケにちょいちょいと手招きすると意外とあっさりこちらへやってきた。
「なんだよ」
寒いから早く家に帰りつきたいのだろう彼は少々不機嫌だ。
サスケのポケットにつっこまれた左手を引き抜いて、イタチのコートの右ポケットに誘った。
「なっ?!」
「こうすればあったかいだろ?」
「ばっ・・かじゃねぇの・・!!」
顔を赤くして悪態をつく口とは裏腹に、ポケットの中の手はぎゅっとイタチの手を握り返した。
『冬が寒くてホントによかった』
冬といえばバンプの「スノースマイル」が聴きたくなります。
「君の冷えた左手を僕の右ポケットにお招きするためのこの上ないほどの理由になる」っていうのが素敵です。
そんなわけでサスケの左手を兄さんの右ポケットにお招きしていただきました。
いつかどこかのイタチとサスケが「ナルティメットストーム3_断章・真伝<うちはの兄弟>」で云々。ちょっとネタバレ入ってます。
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「てめぇっ、イタチィィィィ!!これはいったいどういうことだ!」
と天照の如き黒い炎を背後に背負ったサスケは、兄イタチの前にクレジットカードの明細書を叩き付けた。
そこにはサスケにさっぱり覚えのない金額、それもある程度の金額が記載されている。
「確かにアンタの口座でもあるが、おれの口座でもあるんだ!おれに相談もなしにいったい何を買ってやがる」
「…落ち着け、サスケ。それは先日のナルティメットストームのダウンロードコンテンツの金だ。お前も一緒にプレイしただろう」
「ダウンロードコンテンツだと…?だがそれにしては…」
と言いかけ、サスケははっとしてPS3を起動した。
ナルティメットストームを選択し、ゲーム画面を確かめる。
・うちはサスケ(ナポレオンコスチューム)300円
・うちはサスケ(着物コスチューム)300円
・うちはサスケ(木の葉学園コスチューム)300円
「やっぱり!こういうのに課金をしだしたら、キリがねえって言っただろ!」
「折角のコスチュームだと思ってな」
「折角じゃねーよ!…だが、おかしいぞ。足しても明細の額と一致しねえ…」
しばし思案し、再びはっとしたサスケはパソコンに駆け寄り起動した。
大手通販サイトの注文履歴を確認する。
・G.E.M.シリーズ うちはサスケ×2
・ぷちきゃらランド 口寄せ!忍界大戦編だってばよ! (BOX)×2
「ふざけんな!しかも×2ってオィィ!」
「観賞用と保存用だ」
「そんなこと言って毎回2体ずつ買ったおかげで、もう置くとこねーんだぞっ。どうするんだ!しかもだ、これだけ足してもまだ金額が一致しないのはどういうことだ。まだあるのか、おれに秘密にしていることが」
「…人は思い込みの中で生きている…その金額は幻かもしれないと…おれの買い物が本当に…」
「現実に決まってんだろーが!」
「……(´・ω・`)ショボーン」
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愛はお金がかかるもの。春壱さんと話していた「課金兄弟」をネタにしてみました。
夜の狭間、先ほどまでの情交の匂いを残すベッドの上で寝息を立てているイタチ。
シーツに投げ出された白い足。細いけれど決して華奢なわけではないその足は月明かりに照らされて彫刻のように見える。
そんな兄の無防備にさらされたふくらはぎにサスケはそっと口付けた。唇でその感触を楽しむように、二度、三度・・
ああ、兄さん。アンタは俺のもんだよな?
ちょっと変態気味のサスケ。
ふくらはぎとか足の甲とかにキスするのって相手に取りつかれてる感じがして萌えます。
サスケの病みまくった独占欲が大好きで・・!
足の甲のキスは隷属?でしたっけ?
ドルオタ兄さん×アイドルサスケの世界にダンゾウ戦後の闇落ちサスケが飛ばされてきました。
「まずは一人目だ。兄さ・・ん?」
ここはどこだ?さっきまで俺はダンゾウと戦っていたはずなのに見たこともない部屋に俺はいる。ベッドと机、その上にはテレビのような四角い箱。そして壁にはポスターが貼られている。
「サ・・スケ?」
呼ばれた声に振り返るとそこには・・
「イタチ!?」
そう、イタチがいた。
なんか変な格好の。Tシャツ、デニムってラフすぎるだろ・・
「え、あ・・・ええ?!どうしてサスケがここに?いや、俺は夢でも見ているんだな。そうだ冷静に考えてサスケがこんなところにいるはずないじゃないか。彼は今を時めく超人気アイドルグループなんだぞ。いかんな。俺。サスケが好きすぎてとうとう幻が見えるようになってしまったのか・・まずいな・・」
なんだかぶつぶつつぶやき始めた。こっちは聞きたいことが山のようにあるのに。
「おい!イタチ!なんでこんなところにいる!ていうかここはどこだ?!アンタは死んだはずじゃなかったのか!!」
そうだ死んだはずだ。あの時、イタチは俺と戦って最後の力を振り絞って俺に瞳力を注ぎ、力尽きて死んだはずだ。だから今俺はこうして復讐者になっている。
「えっと・・その、あんまりいっぺんに聞かれてもな。まず、俺がここにいるのはここが俺の部屋だからだ。死んではいないがサスケが部屋にいるというだけで天にも昇りそうな心地だよ」
「は?」
俺の部屋?
ここはつまりイタチが暁に入った時に使っていた部屋ということか?それにしてはえらく生活感がある・・
「それにしても・・すごい傷だな。特殊メイクだよな。すごいな・・」
そう言ってイタチは俺がダンゾウと戦って負った傷をまじまじと見てきた。何がそんなに珍しいのか・・アンタならこれくらいの怪我なんて見慣れてるはずだろう・・
いや、そんなことより・・
「イタチ・・・本当にイタチなんだな?」
俺はイタチの腕を掴む。温かい、体温を感じる。間違いない。幽霊でも幻術でもない。兄さんなんだ。
「ああ、確かに俺はうちはイタチだが・・どうして俺の名前を?」
「何を言ってるんだよ・・アンタは俺の兄さんじゃないか・・」
「えっ?!!待て、他人のはずだ。これは・・ドッキリなのか?新しいファンサなのか?サスケ」
「他人だって?!どこまでシラをきるつもりなんだよ!アンタは!」
思わず腕を掴む手に力がこもる。イタチが「いててててててて・・」と間抜けな声を上げた。
「シラをきるもなにも・・俺はただの一ファンだよ。お前の」
「ファン?何を言ってるんだ?チャクラ使いすぎて頭がおかしくなっちまったのか?」
「つまり、なにがあってもサスケのことを愛してるってことだよ(ファンとして)」
「!!!???」
「あ、もちろんお前のことが大好きな人は大勢いるからな。俺が一番お前のことが好き、みたいな言い方は良くないかもしれないが・・」
「なに言ってんだよ!俺にとってもアンタは特別だ!!特別に大切な存在だったんだ!!」
俺はがっちりとイタチの手を握った。イタチは目を白黒させて「だ、だめだ!サスケ!!アイドルがそんなに軽率にファンに触っちゃ・・!!」とあたふたしている。ちょいちょいイタチの言語機能がおかしなことになるが気にしないでおこう。
「なあ、兄さん。聞かせてくれるよな。あの日のことを・・兄さんがなんであんなことをしたのか、しなきゃいけなかったのか」
顔を近づけるとイタチは顔を真っ赤にして後ずさったので、俺はより強くイタチの手を握った。
逃げようだなんてそうはいかない。
絶対に絶対に逃がさない。
アンタの口から真実を聞くまで。絶対にな!
このまま会話は噛み合わないけど何となくうまくやっていきそうな二人。