忍者ブログ
概要:「NARUTO」女性向け二次創作テキスト共同サークル企画・連絡所  傾向:うちはイタチ×うちはサスケ

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

48:いつかどこかのイタサス_※SDネタ(サスケがセーラー服)

いつかどこかのイタサス。SDにて登場したセーラー服サスケの小ネタ。
女装注意。体の関係描写も後半にあるので注意。全体的にナンセンス注意。

------------------------------------------------------------------------------------------------------------

■「SDロック・リーの青春フルパワー忍伝」を視聴して…
「……」
「……」
「サスケ」
「なんだよ」
「お前、なぜセーラー服を着てオーディションなんかを受けていたんだ」
「知るかよ、そんなこと。だいたいアンタだってイタチの着ぐるみを着てただろ」
「……」
「……」
「サスケ」
「なんだよ」
「おれはお前に何かを強要するつもりはもうない。どう行くかは自分で決めるものだ。お前がこれからどうなろうと、女装しようと、おれはお前をずっと愛している」
「…いやいや、待て。物わかりのいい兄貴風で言うな。兄さん、おれは女装をしたくてしてるわけじゃ」
「だが、こうなってしまった以上、一言だけちゃんと言っておきたい言葉がある」
「だから!相変わらずおれの話を聞かないなっ、アンタは!」
「サスケ」
「な・ん・だ・よ」
「スカートの丈が短いぞ」
 あれじゃあ風邪を引く、とイタチはそっと黒タイツをサスケに差し出した。



■お色気セーラー服の術!
 ぼふん!と辺りが煙に包まれ、現れたのは、
「うぉぉぉ!?」
 黒タイツ着用済みのセーラー服姿のサスケ(でも男)
「てめぇっ、くそがぁっ、なにしやがる!それにどうしてアンタがこんなくだらねえ技を…!」
「フ…かんたんだ、写輪眼でコピーした」
「泣いてるぞ、アンタの写輪眼!くそっ、こんな服なんざ…千鳥流しでっ」
 急ぎチャクラを練り上げる。
 だがイタチの方が早かった。手首を取られ、ぎりぎりぎりと締め上げられる。
「もはや印すら結べぬ分際が…」
「くそっ、離せ、離せよっ」
「…離せなくなるのはお前の方だ」
 突然キスをされ、目を白黒させている内サスケはその場に押し倒された。



■おいろけ・兄と弟 禁断の恋の術!
「あう、兄さん…」
 はぁ、はぁ、はぁ。手の甲を当てた唇から濡れた切ない声が漏れる。
 イタチの手はセーラー服の下、サスケの肌をやさしく辿っていた。その手の動きが白い布越しに見えるのが、どうにもいやらしい。サスケは歯痒さと背徳の興奮、それから火照り始めた肌の熱さに体を捩った。
「あ…、ン、にいさん、これ、脱ぎたい…」
 脱がせてほしいと自ら胸のスカーフに手を掛ける。
 だがそれを解いたところで手はイタチに払われてしまった。スカーフが中途半端に胸の上で広がる。
「あ…」
「今日は着たまましような、サスケ」
「そんな…あっ、んん、んぅっ!」
 セーラー服の裾がたくし上げられ、露わになった白い腹や際どい腰骨の上にイタチのキスがいくつも降る。
 そのうえ下半身はぐりぐりと膝頭でいじめられ、サスケは早々に降参の白旗を上げた。
 あっあっと声を上げる。服も体も、心までも乱されていく。じっと見つめられるのが恥ずかしい。だが同時にもっと見て構って欲しいとも思う。いつの間にかイタチを受け入れるように立っていた両脚と捲れた短い丈のスカートにサスケは倒錯した興奮を覚えた。その上、体の上にいるのは実の兄なのだ。
「アンタが早く欲しい」
 サスケが言うと、イタチもまた頷いた。
「ああ、おれもお前が欲しいよ」
 サスケのものを擦っていたイタチの膝が、今度はサスケの太ももの下にぐいと差し入れられる。尻と腰が浮いた。いよいよだ、と支配される恐ろしさと深く結ばれることへの期待がサスケの中で渦を巻く。だがサスケはこの兄になら何もかも許せた。
「兄さん…」
「サスケ」
 深くキスをする。
 その間にも兄の手がスカートの中を探っているのが分かる。サスケは兄が脱がせやすいように更に腰を上げた。だが、
「えっ…!?」
 びりびりっ、と引き裂かれる布の音。
「ちょっ、兄さん!?」
 キスを振り切り、下半身を見遣る。
 イタチの手はタイツとその下の下着を脱がすのではなく、裂いていた。
「なにやってんだ、アンタ!」
「今日は着たままだと言っただろう」
 びりびりびり。
「あっ、でも…」
「新しいの、また買ってやるから」
「そういうことじゃ、ンンっ、ねえっ」
 どうやら破られてしまったのは尻の辺りだけで、前の方は未だタイツがぎゅうと締め付けている。口に出すのは憚られたが、勃った前にその圧迫がもう苦しくて仕方なかった。きつい上、刺激に反応すればするほど更に締め付けられるのだ。
 だがそんなことはお構いなしにタイツと下着を破いていたイタチの指がサスケの後ろに伸ばされる。
「あ…!も…、やめっ…」
「安心しろ、前もちゃんと触ってやるよ」
 その言葉通り、イタチの手がするするとタイツの上からサスケの膨らみをやさしく撫で上げ揉み込めば、
「ああっん!」
 サスケは一際大きい声で喘いで、乱れたスカーフをぎゅっと握った。
 イタチの熱はもうサスケの中に入ろうとしている。

------------------------------------------------------------------------------------------------------------
SDサスケのセーラー服の話をしていたら、春壱さんが「タイツはいれる直前に破くのも好きです」と言うので、こんなんを書いて送ったら↓

サスケ「あ、ばか。破くなよ!」
イタチ「おれが買ったものだから、おれの勝手だろう」
びりびり。
サスケ「や、だっ…!」
イタチ「また買ってやるから」

そのネタで108にいってらっしゃーいと見送られたので書きました。ネタ提供ありがとう!

47:ちっさい兄さん×鷹サスケ

ここはどこだろう?

ふわふわしてて、真っ白だ。

 

まっ平らな地面を歩いているような、空中を歩いているような、変な感じ。

 

僕は夢でも見ているのかな?

 

ここには誰もいないのかな?

誰かいませんかー?

 

北も南の上も下もないけれど、とにかくまっすぐ歩いて行った。

まっすぐ進んでいるのかもわからないけれど、とにかくまっすぐ。

 

 

どれくらい歩いただろう?

遠くに影が見えた。

何もない場所だけど、ぼんやりと遠目に見える影。

 

僕は影に向かって走った。

 

影に近づくにつれて、それが男の子だってわかった。

影に近づくにつれて、その人も僕のことを見ていることに気付いた。

 

「こんにちは」

男の子に声をかけた。

男の子はとても悲しい目をしていた。

僕の姿を見ると腕を伸ばして僕を抱き上げた。

 

この温もりを僕は知っている。

僕に縋り付くように僕を抱きしめるこの腕を僕は知っている。

 

ああ、君は

「サスケだね」

僕も小さな体でめいっぱいサスケに抱き着いた。

「兄さん」

ぎゅうっと抱きしめる腕はもう僕が守らなくても大丈夫なくらい逞しい。

背もうんと高くなった。そして、きっととても強くなったんだ。

 

よかった。

 

俺はちゃんと守れたんだな。

 



自分の一族と里の間に漂う不穏な空気を幼少のころから感じ取っていた兄さんが、未来のサスケに出会って安心するお話。

46:原作沿い


 温かい熱を閉じ込めたままのお前の手を引いて、いつまで、何処まで、行けるかな。
 おれはもう何年も誰かの何かの足音を聞きながら、この手を離す日が今日でないことを祈り、お前を連れて歩いている。

--------------------------------------------------------------------------------------------------------
12~13歳ごろの兄さん。兄さんも、そうは見せないし、ちゃんと最後には割り切っていたのだろうけれど、ぎりぎりまで追い詰められていたと思います。

45:大学生兄さん(22歳)×高校生サスケ(17歳)

 

 

 

たまたま駅でばったり出会った。

雪もちらつく日だというのにサスケはマフラーだけを巻いて鼻を赤くしていた。

「どうしてコートを着て来なかったんだ?」と聞くと「急いでたから・・」とぶっきらぼうに言った。

ポケットに手を突っ込んで歩くものだから時折肩から鞄がずり落ちそうになっている。

「サスケ」

数歩先を歩くサスケにちょいちょいと手招きすると意外とあっさりこちらへやってきた。

「なんだよ」

寒いから早く家に帰りつきたいのだろう彼は少々不機嫌だ。

サスケのポケットにつっこまれた左手を引き抜いて、イタチのコートの右ポケットに誘った。

「なっ?!」

「こうすればあったかいだろ?」

「ばっ・・かじゃねぇの・・!!」

顔を赤くして悪態をつく口とは裏腹に、ポケットの中の手はぎゅっとイタチの手を握り返した。

 

 

『冬が寒くてホントによかった』



冬といえばバンプの「スノースマイル」が聴きたくなります。
「君の冷えた左手を僕の右ポケットにお招きするためのこの上ないほどの理由になる」っていうのが素敵です。
そんなわけでサスケの左手を兄さんの右ポケットにお招きしていただきました。

43:原作終了後パラレル_兄さん生き返り同居設定

原作終了後、兄さん生き返り設定。木の葉の里で二人暮らし。前後編の後編。
前編にはこちらから。

--------------------------------------------------------------------------------------------------------

「戻ったか」
 先に部屋へ行っていろ、と味噌汁を温める台所のイタチに促され居間へ行くと、こたつで筆を執り書き物をするイタチがいた。
「……」
 なんだ。
 影分身だったのか。
 イタチの角隣、こたつに入りながら視線を遣ると、
「どうした?」
 とイタチが訊ねてきた。
 なにが「待ちたいと思っている」だ。
 おれはイタチの書いていた巻物に目を落とした。なにかの見聞録らしい。暁の頃、イタチは各国を渡り歩いていたため、里に頼まれでもしたのだろう。たかが夕食作りと比ぶべくもない。
「アンタ、影分身してるだろう」
 言うと、イタチはあっさりと頷いた。
「ああ。効率がいいからな。だが、そろそろ夕食の時間らしい」
 手早くこたつの上を片していくイタチ。
 と同時に盆に夕食を載せたもう一人のイタチが居間に入ってくる。そのイタチはおれの顔を見て、どうしたとまた訊ねた。
「…べつに」
「そうか。なら冷める前に食べるといい」
 広げられていた巻物がするりと巻かれ、代わりに温かな夕飯が並べられていく。
 箸を取ると、空いた向かいにもう一人のイタチが座った。
「え…」
 角隣の、書き物をしていたイタチを思わず振り向く。
 すると、彼は意味深に笑んで、たちまち消えてしまった。
「アンタ、影分身ってさっき…」
 今度は向かいのイタチを見遣る。
 イタチは早速味噌汁に口を付けていた。ずっ、と啜る。
「影分身をしているとは言ったが、本体だとは言っていない」
「……」
 確かにイタチの言う通り、ここで筆を執っていたイタチは、おれの問いかけに影分身をしているとしか答えなかった。
 だが何か釈然としない。
「また思い込みか?」
「うっせー。…だいたい里からの依頼を分身にやらせているなんて思うかよ。逆だろ、普通」
「どちらもおれだ。精度に変わりはない」
 それより早く食べろと促され、渋々味噌汁に手をつける。温め直してくれたおかげで、冷えた五臓六腑に染み渡った。炊きたての白飯の上に沢庵をのせ、頬張る。ぶり大根は、たぶんこいつを作るために影分身を使ったのだろう、煮汁が染みて旨かった。
「…それにな、サスケ」
 イタチもまたぶり大根を頬張る。
「なんだよ」
 と返しながら、おれもまた味噌汁を啜る。
「言っただろう」
「なにを」
「おれだってお前の帰りを待ちたいと思っている、と」
「……」
 ばっかじゃねーの。
 とは言えないおれの味噌汁は、ずっと傾いたまま、もう半分以上も干されている。

--------------------------------------------------------------------------------------------------------

恥ずかしいし照れちゃって味噌汁を飲み続けるサスケェ…。
兄さんは、私の中では、寡黙だし言葉を端折ったり言い回しがややこしい時もありますが、言うときはけっこうストレートに言葉にしそうだなと。ずっと愛している、とか素で言える人。
一方サスケは、言葉やしぐさの端々に兄さんへの愛情がだだ漏れですが、ストレートな言葉は言うのも聞くのも照れるだろうなあと思います。

42:いつかどこかのイタチとサスケ

いつかどこかのイタチとサスケが「ナルティメットストーム3_断章・真伝<うちはの兄弟>」で云々。ちょっとネタバレ入ってます。
---------------------------------------------------------------------------------------------------------

「てめぇっ、イタチィィィィ!!これはいったいどういうことだ!」
 と天照の如き黒い炎を背後に背負ったサスケは、兄イタチの前にクレジットカードの明細書を叩き付けた。
 そこにはサスケにさっぱり覚えのない金額、それもある程度の金額が記載されている。
「確かにアンタの口座でもあるが、おれの口座でもあるんだ!おれに相談もなしにいったい何を買ってやがる」
「…落ち着け、サスケ。それは先日のナルティメットストームのダウンロードコンテンツの金だ。お前も一緒にプレイしただろう」
「ダウンロードコンテンツだと…?だがそれにしては…」
 と言いかけ、サスケははっとしてPS3を起動した。
 ナルティメットストームを選択し、ゲーム画面を確かめる。

・うちはサスケ(ナポレオンコスチューム)300円
・うちはサスケ(着物コスチューム)300円
・うちはサスケ(木の葉学園コスチューム)300円

「やっぱり!こういうのに課金をしだしたら、キリがねえって言っただろ!」
「折角のコスチュームだと思ってな」
「折角じゃねーよ!…だが、おかしいぞ。足しても明細の額と一致しねえ…」
 しばし思案し、再びはっとしたサスケはパソコンに駆け寄り起動した。
 大手通販サイトの注文履歴を確認する。

・G.E.M.シリーズ うちはサスケ×2
・ぷちきゃらランド 口寄せ!忍界大戦編だってばよ! (BOX)×2

「ふざけんな!しかも×2ってオィィ!」
「観賞用と保存用だ」
「そんなこと言って毎回2体ずつ買ったおかげで、もう置くとこねーんだぞっ。どうするんだ!しかもだ、これだけ足してもまだ金額が一致しないのはどういうことだ。まだあるのか、おれに秘密にしていることが」
「…人は思い込みの中で生きている…その金額は幻かもしれないと…おれの買い物が本当に…」
「現実に決まってんだろーが!」
「……(´・ω・`)ショボーン」

---------------------------------------------------------------------------------------------------------
愛はお金がかかるもの。春壱さんと話していた「課金兄弟」をネタにしてみました。

41:サスケがイタチの足にキスするだけ


夜の狭間、先ほどまでの情交の匂いを残すベッドの上で寝息を立てているイタチ。

シーツに投げ出された白い足。細いけれど決して華奢なわけではないその足は月明かりに照らされて彫刻のように見える。

そんな兄の無防備にさらされたふくらはぎにサスケはそっと口付けた。唇でその感触を楽しむように、二度、三度・・

 

ああ、兄さん。アンタは俺のもんだよな?



ちょっと変態気味のサスケ。
ふくらはぎとか足の甲とかにキスするのって相手に取りつかれてる感じがして萌えます。

サスケの病みまくった独占欲が大好きで・・!
足の甲のキスは隷属?でしたっけ?


40:ドルオタ兄さん×ダンゾウ戦後の闇落ちサスケ

ドルオタ兄さん×アイドルサスケの世界にダンゾウ戦後の闇落ちサスケが飛ばされてきました。

 


 

 

「まずは一人目だ。兄さ・・ん?」

 

ここはどこだ?さっきまで俺はダンゾウと戦っていたはずなのに見たこともない部屋に俺はいる。ベッドと机、その上にはテレビのような四角い箱。そして壁にはポスターが貼られている。

「サ・・スケ?」

呼ばれた声に振り返るとそこには・・

「イタチ!?」

そう、イタチがいた。

なんか変な格好の。Tシャツ、デニムってラフすぎるだろ・・

「え、あ・・・ええ?!どうしてサスケがここに?いや、俺は夢でも見ているんだな。そうだ冷静に考えてサスケがこんなところにいるはずないじゃないか。彼は今を時めく超人気アイドルグループなんだぞ。いかんな。俺。サスケが好きすぎてとうとう幻が見えるようになってしまったのか・・まずいな・・」

なんだかぶつぶつつぶやき始めた。こっちは聞きたいことが山のようにあるのに。

「おい!イタチ!なんでこんなところにいる!ていうかここはどこだ?!アンタは死んだはずじゃなかったのか!!」

そうだ死んだはずだ。あの時、イタチは俺と戦って最後の力を振り絞って俺に瞳力を注ぎ、力尽きて死んだはずだ。だから今俺はこうして復讐者になっている。

「えっと・・その、あんまりいっぺんに聞かれてもな。まず、俺がここにいるのはここが俺の部屋だからだ。死んではいないがサスケが部屋にいるというだけで天にも昇りそうな心地だよ」

「は?」

俺の部屋?

ここはつまりイタチが暁に入った時に使っていた部屋ということか?それにしてはえらく生活感がある・・

「それにしても・・すごい傷だな。特殊メイクだよな。すごいな・・」

そう言ってイタチは俺がダンゾウと戦って負った傷をまじまじと見てきた。何がそんなに珍しいのか・・アンタならこれくらいの怪我なんて見慣れてるはずだろう・・

いや、そんなことより・・

「イタチ・・・本当にイタチなんだな?」

俺はイタチの腕を掴む。温かい、体温を感じる。間違いない。幽霊でも幻術でもない。兄さんなんだ。

「ああ、確かに俺はうちはイタチだが・・どうして俺の名前を?」

「何を言ってるんだよ・・アンタは俺の兄さんじゃないか・・」

「えっ?!!待て、他人のはずだ。これは・・ドッキリなのか?新しいファンサなのか?サスケ」

「他人だって?!どこまでシラをきるつもりなんだよ!アンタは!」

思わず腕を掴む手に力がこもる。イタチが「いててててててて・・」と間抜けな声を上げた。

「シラをきるもなにも・・俺はただの一ファンだよ。お前の」

「ファン?何を言ってるんだ?チャクラ使いすぎて頭がおかしくなっちまったのか?」

「つまり、なにがあってもサスケのことを愛してるってことだよ(ファンとして)」

「!!!???」

「あ、もちろんお前のことが大好きな人は大勢いるからな。俺が一番お前のことが好き、みたいな言い方は良くないかもしれないが・・」

「なに言ってんだよ!俺にとってもアンタは特別だ!!特別に大切な存在だったんだ!!」

俺はがっちりとイタチの手を握った。イタチは目を白黒させて「だ、だめだ!サスケ!!アイドルがそんなに軽率にファンに触っちゃ・・!!」とあたふたしている。ちょいちょいイタチの言語機能がおかしなことになるが気にしないでおこう。

「なあ、兄さん。聞かせてくれるよな。あの日のことを・・兄さんがなんであんなことをしたのか、しなきゃいけなかったのか」

顔を近づけるとイタチは顔を真っ赤にして後ずさったので、俺はより強くイタチの手を握った。

逃げようだなんてそうはいかない。

絶対に絶対に逃がさない。

アンタの口から真実を聞くまで。絶対にな!

 


このまま会話は噛み合わないけど何となくうまくやっていきそうな二人。